集成材(化粧ばり造作用集成材・変形集成材)不燃木材・丸加工・巾広仕上加工・カラーウッド・コーンカロリーメータ・特注家具/店舗什器

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  • 化粧貼り造作用集成材

    和室用内装造作材

    化粧薄板には美しい木目の
    銘木級の材料が使われ、
    品格のある部屋を演出します。

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  • 変形集成材

    繫ぎ目のない化粧貼り

    R框、S字框、R枠、丸窓など
    当社特許製法


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  • 不燃木材

    木材は不均質の為、赤味があると不燃液が均一に入りません。
    この問題を解消すべく、
    業界屈指の設備と革新的技術で
    安全・安心を促進します。

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  • 丸加工

    NC制御丸柱加工機

    最大長8000mm 直径700mm
    集成丸柱、化粧丸柱及び無垢材丸柱を
    製作しております。

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  • カラーウッド

    木材内部に色が含浸

    一般カラーウッド
    デザインカラーウッド
    受注生産いたします。

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  • コーンカロリーメータ

    低価格コーンカロリーメータテスト

    ビシュウには燃焼試験機械があり
    外部より燃焼試験を受け付けております。
    自社品質管理の不燃木材にも使用してます。

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  • 特注家具/店舗什器

    特注家具/店舗什器制作致します

    商品陳列棚・カウンター・棚
    看板・商品ガラスケース・特注額縁 etc..
    【特注家具/店舗什器】制作致します。

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集成材と言うものを扱っていると、よく聞かれることがあります。(最近は減りましたが)

 

集成材は何時まで持つのか、接着剤は剥がれたりしないか?

 

この回答なのですが、聞くと、わかりません、接着剤は剥離しません。と言う回答が返ってきます。

 

この回答をもとに、主に無垢材指向の人たちは、こう言うわけです。

合板や集成材の接着剤は工業製品です。できてから、どんどん強度が落ちます。

歴史が浅く、何年もつか分かりません。と

 

こんな商売をしている訳ですから、昔、調べました。

 

集成材の定義ですが、板を接着剤で接着したもの。

合板の定義ですが、板の繊維方向を直交させて何層かで接着したもの

と定義します。

 

この定義をしてしまうと集成材は少なくとも10世紀にはあったことになってしまう。

で合板は紀元前1500年ごろのエジプト

 

さらに弊社では、集成材の上に突板と言う薄い木を貼ったものを作っていますが、この突板、正倉院の中にある、つまり、奈良時代にはあった、そうです。

 

このころの接着ですから、膠(天然の骨やら皮を煮出して作った接着剤)な訳です

これ、接着力は強力なのですが、腐りやすいのが欠点だそうです。

が、まだ、接着されている訳です。(ファラオの墓の中の調度品とか、でなければ合板の歴史が分からない)

 

 

膠は温めると溶けて、冷えると固まる性質を利用した接着剤です。

煮沸試験や、浸漬剥離試験を通りませんので、当然、現在のJAS規格には通りませんが。(現在でも蒸気を当てるとあっさり剥がれるので、将来の修繕を考えて、文化財とかには膠を使うそうです)

 

天然物で、現在の合成接着剤と違う。と思われると思います。

で、歴史的に、初の近代的合板、初の近代的集成材と言うものがあります。

前者は、ロータリーベース(要するに大根なんかで料理人が行うかつら剥き)でできたものを指すそうで、後者は合成接着剤で接着したものを指すそうです。

 

とすると、近代的集成材が出来た時が合成接着剤のできた時と考えてよいかと思います。

それ以前にも、カゼイン系接着剤(牛乳から作った接着剤)の集成材はあったそうです。(これで出来た建物が現存する、つまり剥離していない)

昔本で読んだ時はこれが190×年。(ネットで調べても出てこない?)

その時に読んだ本では、戦前には日本でもあった筈。(ごめんなさい記憶があいまいで)

 

湾曲集成材(曲がっている集成材)を使った、日本最古の集成材建造物は1951年でこれは建物はなくなったのですが、外して、集成材自体は残っている、剥離していない。ちなみにユリア系接着剤で、現在のJASでは接着力が足りなくて不可。

 

化粧貼り集成材

これは歴史が完璧にわかっていて、昭和32年、尾州木材工業、片桐銘木工業、紅広木材の共同開発。これができた時に弊社は設立しているのですよ。

それ以前から、集成材の柱を作っていたそうですが、売れないので、突板を貼ることを思いついたのだとか。

ちなみに、実家やら、叔父の家に使っていますが、ほぼ、全く剥がれていない。(後述します)

 

接着力の強度低下ですが、接着剤によって違うのだよね。

先ほど有った、ユリア系、50年ほど経ったものを試験しています。(200何年だったっけ?)新品時を1として0.8

構造用集成材として、絶大な接着力で君臨していたレゾルシノール系接着剤。

外部10年(皮膜などで保護をすると、それのおかげ、と言われるので、何もしない為、これ以上は腐る)、内部30年、船に使用したもの(海自の掃海艇)はデーターがありますが、全くの1、低下しない。あまりに低下しないので、1000年もつとか、2000年もつとかいう人がいる。

 

合板や、造作用に長きにわたって使われた、尿素系(ホルマリンが出まくるので(F☆☆位になる)、現在使用していない)も、これまた低下しなくて、弊社で嫌がらせに外部に置いておいたら、剥離せずに腐りました。(タイプ2、即ち内部使用だったのですが)

 

平成15年ホルマリン放散量が規制され、全くホルマリンを含まない、イソシアネートやビニル系接着剤に切り替わったのですが、正直、ここから1年強、剥離やら、(ホルマリンに防虫効果があったものだから)虫が出たとか大発生しました。が、しばらくしたら収まった。接着力はメーカーが頑張った?虫の方は色々噂が出たけど。

 

あれから、1数年たつけど、着いているものは剥離していないか。

としたら、接着剤が急に変わったことによる初期不良?本当に、あの時期だけは自信がありません。

 

いずれにせよ、少なくともJAS規格の通る接着剤はちゃんと、接着法を守り、適切な環境で接着したものは剥離しない。と言う結果にしかならないのです。

剥離より、腐る方が速い。

 

木材の耐久性について法隆寺をよく上がりますが、専属の宮大工がずっといて、チェックとメンテナンスがあったことは意外と知られていない。

そもそも、木材すべてが、セルロース(繊維)とそれを接着する成分(リグニン(分類上フェノール系のホットメルトになる、純粋なリグニンは、ほとんどプラスチックみたいなものになる))で出来ているのですがね。

集成材か無垢材かより、何が大切なのか、って事です。

 

何れにせよ、集成材や、接着剤の耐久性は分からない、とか、剥離しない、とかと言う返事になるのはわかるかと。

 

集成材で剥離がおきてる、と言う人、僕が知っている範囲、塗布量ミス、温度ミス、配合比ミス、圧締圧力ミス、圧締時間ミス、のどれかの、初期不良ですね、それ。一見着いているように見えるのが、質が悪い。(例えば板に厚みムラがあると、薄いところで圧力が足りなくなる→剥離。という訳で、剥離自体にも規制(試験で、ここまでの剥離ならば強度低下しないと言うのが出ている)があったりする。)

他には、疑似剥離(接着剤はついているけど、木が膨張乃至収縮して、接着面に沿って割れる、これが起こると言う事は、適切な環境でない)もありますが。

 

他には、JASで通らない、ゴム系接着剤、ホットメルト系(温めると溶けて冷えると固まる性質を利用した接着剤)は剥離します。築30年以上の実家で剥離しているのはこの二つ。

何故使うのかと言うと、突板やシートを貼る場所によっては、作業性の問題から、使わざるおえないと言う事情があります。

まあ、完全剥離でない所を見ると、やっぱり接着法が悪かったのかな?(ゴム系は機械プレスではなく、人力で貼るので、下手な人がやると、圧力不足。)

ホットメルト系は直射日光が当たるところなどでは良く剥離していますね。(理由は一目瞭然、適切な環境でない)

 

この二つに対してはの耐久性は全く自信が持てません。が、構造用に使用される可能性は0です。

 

接着剤の化学物質と健康に対してはですが、別の機会にします。

 

 

 

 

 

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